夜尿症
ENURESIS夜尿症とは
赤ちゃんは、オムツが必要です。2~3歳までに尿意の自覚が出来るようになり、4歳頃になると睡眠中でも排尿の抑制が出来るようになります。
おねしょは、全ての子どもにみられる、ごく自然な現象で、幼児期では15~40%の子どもに夜尿がみられますが、小学生になると5~10%と急激に減少し、中学生になると1~3%まで減少し、思春期の発来までに、ほとんどの子どもが自然治癒します。
種類
夜尿症には、一次性夜尿症と二次性夜尿症があります。 一次性夜尿症は、生まれてからずっと持続している夜尿症のことです。二次性夜尿症は、6ヶ月以上排尿の自立が出来ていたのに、再びおねしょを繰り返すようになるのことです。
治療
夜尿症は、思春期が近づくとともに、神経・内分泌系が成熟して、自然に治癒していくものが少なくありません。 治療は、生活指導、薬物療法、アラーム療法があります。
まず、1週間の生活状況を参考にして、1ヶ月前後の生活指導を行います。生活指導で改善がなければ薬物療法も行います。